山カメラ用に OM SYSTEM Tough TG-7 を使うことにしました

山道具

山を歩きながら撮影するために長年使用してきたカメラ(Nikon1 J5)が色々と調子が悪くなってきたため、新たにOM systemのTG-7を購入しましたので、ここで私的なレポートをさせていただきます。

私が山歩きで必要なカメラに求めるもの

ここのブログを執筆する前から山歩き用のカメラとして愛用し、長年のオトモだったNikon1 J5が、今年の春辺りから調子が悪くなってしまいました。

症状としては・・・

  • 気温が低い時(0℃前後)は起動しなくなることがある(元々耐寒性は無いと思うのでこれは理解している)
  • 電源を落とすとレンズカバーが閉まらなくなることがある
  • 望遠側にズームさせると50mm辺りで動作異常のメッセージが出て停止(これが一番ガッカリ)
  • 絞り優先オート(Aモード)で撮影すると露出オーバーになる。

全く写らないというわけではありませんが、撮るときにはかなりのストレスです。

おそらくレンズが壊れただけなので、レンズだけ手に入れれば問題ないかとは思いますが、今後も寒い時期に山へ行ったり、道中は雑に扱っていることを考えると、また役に立たなくなることは明白です。

そういうことで、数か月前からカメラを新調しようと考えていました。

新しくカメラを購入する際に以下の条件をできるだけ満たすものを探すことにしました。

  • 最低限、山行の記録が撮れればよいので、画質は程々良ければOK
  • 今後も雪山へ行くので耐寒性は重要
  • 防水性はあった方が良い(そもそも天候が悪い時は山へ行かないので・・・)
  • 思っているより雑に扱ってしまうので、耐久性は絶対あった方が良いと思った
  • 軽量コンパクト(たまに一眼を担いで歩きますが、大体苦行になる)
  • 焦点距離は24~120mmくらいあるのが理想
  • 花も撮りたいので、できるだけ近接で撮ることができる

すべての条件を満たすカメラは現状ありませんが、なるべく近しい候補をリストアップしていたところ、OM SYSTEMからTG-7が10月に発売されることが耳に入り、半ば衝動的に購入しました。

TG-7のここが良い

TG-7のスペックはOM SYSTEMの公式ページなどで詳しく掲載されているので、ここでは私的に良いと思ったところをリストアップしておきます。

  • -10℃までの耐低温性(真冬の低山なら問題ないか・・・)
  • 被写体に1cmまで寄れるマクロシステム
  • ダブルレンズ構造によってレンズが曇りにくくなる耐結露性能
  • 雑に扱っても壊れない耐衝撃性(2.1mの落下テストクリア)
  • 拡張アクセサリーを使えば、マクロ撮影や望遠撮影がより楽しくなる

他にもUSB Type-Cによる本体充電が可能なのも良いですね。

TG-7のここがちょっと残念

GT-7は私の必要条件にかなり近いカメラではありますが、ちょっと残念なところもあったので、いくつか挙げておきます。

  • 焦点距離が25~100mm(24~120mmあれば最高でしたが、別売のテレコンを使えば望遠側はなんとかなりそうなので必要なら買い足します。)
  • -10℃までの体温性(良い点と矛盾してしまいますが、-15℃まであると厳冬期の2000mクラスの雪山でも安心かなと思います。
  • センサーサイズが1/2.33型(これも矛盾したことになりますが、1インチのNikon1を使っていた事もあり、写りにはちょっと不安が過ります。)
  • ボタン・スイッチ類が固い(後述もしますが、まだ馴染んでいないだけではっきりと言えませんが、ボタンを押すにしろ蓋を開けるにしろ、とにかくすべてが固く力が必要です。)

ここで挙げた内容はどれもちょっと残念なだけなので、ものすごく不満があるというわけではありません。

そのうち理想の山カメラが出てくることを期待しています。

開封してみる

参考までに箱の中身はどんな感じかをお伝えします。

外箱は色々と印刷された小さな段ボール製でとてもシンプルです。

コストを抑えていてとても好感が持てます。

シンプルな段ボール箱
裏面はこんな感じ 特段言うことはない

開封するとまず紙類が出てきます。

説明書、保証書などですね。

蓋を開けるとまずは紙類が出てきます
こんな感じ

さらに中蓋を開けると、緩衝ケースに入った本体などが見えてきます。

TG-7本体以外には、バッテリー、USBケーブル、ストラップが付属されています。

中蓋を開けるとTG-7本体とご対面
付属品は必要最小限な物だけ

箱も中身も至ってシンプルでした。

TG-7の外観など

ここも参考までにTG-7の外観や充電方法などをお伝えします。

外観は画像のような感じです。

正面
上部 スイッチとシャッターボタンなど
背面 操作系のボタン類と液晶画面
底部 バッテリーとSDカードが入る
側面 USBとHDMI端子がある
付属のストラップを付けてみた

次は充電です。

その蓋を開けてバッテリーとSDカードを挿入します。

蓋を開閉するとき、まずロックノブをスライドして解除してから開閉ノブをスライドして蓋を開けるのですが、こいつがメチャクチャ固いです。

蓋を閉めるときも同様に固く中々閉まりません。

底の蓋(右側)を開ける 開閉はノブを2つスライドさせる
バッテリーとSDカードを挿し込む

バッテリーを挿入したら、今度は本体横の蓋を開けてUSBケーブルを挿し込みます。

こちらの蓋も固いです。

今回はパソコンから給電しました。

充電中 上部にオレンジのランプが点灯

充電中に昼寝をしてしまったので、充電時間はよくわかりませんが、目が覚めたら充電が終わっていたので大体3時間くらいだと思います。

次に重さを計ってみました。

バッテリー、SDカード、ストラップを装着した状態で256グラム。

今まで使っていたNikon1が約345グラムだったので、90グラムほど軽くなりました。

ストラップを外せばもっと軽くなりますね。

試しに撮ってみる

試しに近所で撮ってみました。

花を撮るときには別売のディフューザーはあった方が良いかもしれませんね。

花を接写 明るい所でないとキツイ
これだけ撮れれば十分です

これからはこいつでこちらに掲載する写真をバシバシとっていきたいと思います。

TG-7は山歩きの良き相棒になりそうです。

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