金比羅尾根を歩く – 武蔵五日市駅~日の出山~つるつる温泉へ

多摩百山
金比羅公園展望台からの眺め

2023年12月3日登頂

日の出山へはかれこれ4回ほど訪れていますが、どれも御岳山側からしか行ったことがなかったので、今回は金比羅尾根を歩いて日の出山に向かい、つるつる温泉へ下山するコースを歩いてきました。

金比羅尾根

東京都あきる野市、JR五日市線の終点である武蔵五日市駅の北西部に琴平神社(金比羅神社)があります。

ここから金毘羅山を過ぎ、北西に向かって日の出山まで伸びるおよそ8kmほどの長い尾根を金比羅尾根と呼んでいるようです。

コース概要

武蔵五日市駅をスタートし、住宅街を抜け丘陵地から琴平神社へ。

琴平神社から金比羅尾根を歩き、途中白岩山へ立ち寄ってから麻生山で昼食休憩。

昼食後は日の出山山頂を経由してつるつる温泉へ下山するコースを選びました。

日の出山から御岳山へ抜けるコースを考えていましたが、この時期は日の入りも早いので遅くとも15時前には下山したかったということと、下山後の温泉+ビールを味わいたいということもあり、今回はこのコースで計画しました。

出典:国土地理院ウェブサイト(地理院タイルを加工して作成)
  • コースタイム:休憩時間を含めて7時間で計画(7時10分スタート・14時10分ゴール)
  • コース距離:約14km
  • 高低差:↑1284m ↓1109m
  • ざっくりな行程:武蔵五日市駅→琴平神社→白岩山→麻生山→日の出山→つるつる温泉
  • 主な山:白岩山(631.7m、三等三角点)、麻生山(794m)、日の出山(902m、三等三角点)

武蔵五日市駅から琴平神社まで

6時57分 武蔵五日市駅に到着

コンビニで食料調達し、準備を整えて出発!と歩きだしたら…またやらかしました。

カメラにSDカードを挿してくるのを忘れてしまいました。(これで何回目なんだろか…)

SDカードが売っていないか駅のニューデイズや近くのセブンイレブンを廻って探しましたが、売っていません。

スマートフォンの時代なのでしょう、SDカードはコンビニから姿を消したようです。

諦めて今回もスマホで撮ることになりました。

毎度お世話になっている武蔵五日市駅

7時21分 スタート

とんだ失態のため、予定より10分ほど遅れて出発。

武蔵五日市駅から秋川街道を右へ進んで行きます。

しばらく行くとガソリンスタンドがあるので斜め右へ進みます。

駅前を右へ進む
スタンドから右斜めへ進む

この辺りは登山口までのルートがいくつもあり、どれが正解とかないと思うので、地図を見ながら適当に進んで行けばよいかなと思います。

気温は0℃とかなり冷えこんでいます。

中間着にフリースを着てきたのは正解でした。

気温は0℃

二つ目の十字路を右へ曲がり、中学校沿いを歩いて角を左へ曲がります。

二つ目の十字路を右へ
中学校の角を左

しばらく行くとポストと自動販売機のある十字路に出ます。

ここで道標を発見。

右へ曲がり進んで行きます。

自販機とポストのある十字路
道標ありました

緩い坂を上がっていきT字路を右へ、さらに坂を上がっていきます。

坂を上がっていく
草も霜に覆われているくらいの冷え込み
Y字路を右へ

この辺りから山里らしくなってきます。

またY字路を右へ入りさらに坂を上がっていきます。

少しずつ道が狭くなってきましたが、まだまだ舗装路は続いています。

市街地から離れてきた
またY字路を右へ 山道らしくなってきた
案内図

またまたY字路を右へさらに上がっていきます。

山道らしくなり、山に近づいている感が出てきました。

狭い舗装路を上がっていく
山に近づいている感じ
またY字路を右へ上がっていく

道なりに上がっていくと突当りに出ました。

左へ折れます。

山道らしくなってきた
突当りを左方向へ
道標あります

8時05分 分岐点

スタートしてから40分ほどでベンチのある分岐点に出ました。

ここを右に折れます。

直進するコースは「金比羅山まき道」と書いてあったので、金比羅山を巻いていく道だと勘違いして敬遠しましたが、そうではなくて金比羅山までのコースの巻道(別ルート)だったと後でわかりました。

なので巻道を進んでも金比羅山までは行けますし、こちらの方が楽かもしれません。

ベンチのある分岐点
今見ると英語の方がわかりやすかった

8時09分 第二ベンチ通過

8時13分 第三ベンチ通過

第二ベンチ
第三ベンチ

8時16分 金比羅公園展望台

展望台だけあって素晴らしい眺めです。

新宿のビル群が見えました。

展望台に到着
広くはない
なかなかの眺め 都心部が見渡せる

8時25分 東屋

ここも眺め良いです。

ベンチとテーブルもあり、フリースを脱ぎながらしばし眺めを楽しみます。

東屋 ここも眺めは良いです
東屋の周辺にはベンチとテーブルがある

8時32分 琴平神社

東屋からすぐのところに神社はありました。

神社周辺はわりと広く、テーブルベンチや休憩所、公衆トイレもあります。

実はお腹があまり調子が良くなかったので、ここでのトイレは助かりました。

ついでに小休止します。

琴平神社
テーブルベンチや休憩所らしきものもある
公衆トイレに助けられた

琴平神社から麻生山まで

8時45分 再スタート

日の出山方面へは公衆トイレの裏側を進んで行きます。

ここから山道らしくなる。

トイレの裏側を進んで行く
山道らしくなる

進んで行くと右側に大きな岩がありました、ご神体でしょうか?

地図上には道はありませんが、金比羅山山頂まで行けるようです。

小さな分岐点がありました。

本線から右へ上がっていきます。

この先に小さな分岐点がある
小さな看板がある 気づかなければ通り過ぎてしまうかも

8時45分 金比羅山山頂

特段何もないピークです。

本線へ戻ります。

金比羅山山頂
特段何もない

本線に戻りしばらく進むと右側に広場があります。

資材を搬送するための作業スペースでしょうか?ちょっとわかりません…

林道の上に架かる橋を渡ります。

さらに進んで行くと左側が開けた場所に出ました。

戸倉方面の山々が見えます。

尾根道はよく整備されていて歩きやすいです。

ここまでの間休憩が多すぎてペースがあまり良くないので、少しだけ上げていきます。

尾根道と言っても終始尾根を歩くわけではなく、巻道と尾根道を交互に続いていくようです。

今の気温は5℃、風はないので寒く感じません。むしろ快適です。

ピークを巻いていく道
尾根道 よく整備されている

10時19分 分岐点

ここから白岩山へ寄り道をします。

右に折れフェンス沿いを歩いていきます。

右側は伐採作業中で開けています。

白岩山付近からの眺め

10時25分 白岩山

三等三角点を確認して分岐点まで引き返します。

白岩山山頂 631.7mです
三等三角点 基準点名は「肝要」

分岐点まで戻り本線を進んで行きます。

予定より遅れているのに寄り道をしてしまいました。

ここからはしばらくフェンス沿いを歩いていきます。

この先タルクボの頭というピークがあるので一応踏んでおくことにしました。

金網沿いを歩く
せっかくなのでタルクボの頭も踏んでおく(左に上がる)

10時44分 タルクボの頭(680m)

山頂には鉄塔が立っていました。

藪が生茂っていて道も不明瞭なのですぐに引き返します。

時間のロスでした・・・

草ぼうぼうです

11時08分 麻生山分岐点

タルクボの頭から本線に戻り進んでいくと分岐点に出ました。

左へ行くと巻道、右へ行くと麻生山山頂のようです。

もちろん麻生山へ向かいます。

分岐点
急登を上がっていく

11時21分 麻生山

急登を上り切り、予定時刻より30分ほど遅れて麻生山へ到着。

東側の眺めが良いです。

山頂には木のベンチが2つあり、空いていたので、ここで昼食休憩をとることにしました。

食事はいつものやつです。

麻生山に到着
山頂は広め 眺めも良い
青梅市街が見える

麻生山から日の出山を経てつるつる温泉へ

12時00分 再スタート

支度を整えて再出発。

このコースのラスト、日の出山を目指します。

まずは緩やかに下っていき、その先はアップダウンがあるようです。

しばらく進むと分岐点に出ました。

巻道との合流点のようです。

ここで日の出山方面から来たハイカーさんと軽い会話をしました。

近くに「ためぐそ山」という珍名の山があるらしい。

気になるので今度行ってみようと思います。

一つ目のピーク越えるとチラッと日の出山が見えます。

道も徐々に険しくなってきます。

12時38分 分岐点

道標に沿って日の出山方面へ進んで行きます。

ここから日の出山まではあと0.5km、もう少しです。

日の出山まで上ったらまたここまで戻ってきます。

麻生山も見えました。

歩いてきた麻生山が見える

12時55分 日の出山山頂

ラスト200メートルのきつい階段を上り切り、日の出山に到着。

最後の階段は本当にきつかったです。

山頂からの眺めは申し分ありません。

三等三角点も確認。

山頂は広め 元旦の初日の出時は人で埋め尽くされる
三等三角点 基準点名は「日ノ出山」
日の出山山頂からの眺め 空気が澄んでいたら最高です

13時10分 下山開始

予定時刻よりだいぶ遅れているので、山頂からの眺めを15分ほどで切り上げて下山を始めます。

つるつる温泉までは約3.5km、1時間30分ほどでしょうか。

吹いてくる風も冷たさを感じます。

先ほどの分岐点まで戻るため、今度はきつかった階段を下ります。

13時27分 分岐点通過

先ほどの分岐点まで戻ってきました。

道標通り、左へ進んで行きます。

つるつる温泉まであと3km。

ここからぐんぐん高度を下げていきます。

13時44分 顎掛岩

ヤマトタケルさんが顎をかけた岩だそうです。

関東平野は見えません。

ここを過ぎるとつづら折りに下っていきます。

まだ13時台とはいえ山の中は薄暗いです。

この時期は15時までには下山したいところです。

ちなみにつるつる温泉まではあと1.9km。

14時08分 車道に出る

沢の音が聞こえてきて、しばらくすると車道に出ました。

川沿いに車道を歩いていきます。

つるつる温泉まではあと1.5km。

1kmほど歩くと都道に出るので、左へ折れます。

つるつる温泉の幟が見えてきました。

都道に出たら左へ
つるつる温泉はもうすぐだ

14時24分 つるつる温泉到着(ゴール)

お疲れさまでした。

橋を渡ればゴール
お疲れさまでした

コースタイムは7時間。

スタートが予定より遅くなってしまったので、その分到着時刻も遅くなってしまいましたが、大体予定通りに歩くことができたようです。

この後はひと風呂浴びて汗を流しビールを美味しくいただきました。

今回のコースで思ったこと

  • SDカードは忘れないように・・・
  • タオルも忘れないように・・・
  • 金比羅展望台からの眺め良し
  • 日の出山からの眺め良し
  • タルクボの頭は寄らなくて良い
  • 日の出山までのラスト300mはキツイ
  • 下山後の温泉とビールは最高

次回も下山後の温泉が楽しみです。

ではまた。

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