青梅市の主稜を歩く
JR青梅線・青梅駅から軍畑駅の間、その北側を東西に延びる標高300m~500mほどの小高い丘陵があります。青梅丘陵です。
昔は丘陵に山城があり、戦道だったようですが、今はハイキングコースとしてハイカーやトレイルランナーなどに親しまれています。
今回はJR青梅線・軍畑駅からスタートし、宮ノ平駅までのコースを歩いてきました。
コース概要
今回は軍畑駅から宮ノ平まで全長約8km、コースタイム4時間30分の山歩きを計画しました。
軍畑駅から青梅駅だとおよそ11kmのロングコースになります。
そのコースでもよかったのですが、「矢倉台」という地点から青梅駅までは単調な道を歩くので、ここは省略して手前で下り、宮ノ平駅に出るコースを選択しました。
石神前駅や日向和田駅へ出てしまうコースでも良かったかもしれません。
ざっくりな行程:軍畑駅→榎峠登山口→雷電山→辛垣山→名郷峠→三方山→宮ノ平分岐→宮ノ平駅
主な山:雷電山(494m)、辛垣山(457m)、三方山(454m、二等三角点)
軍畑駅~雷電山まで
7時50分 軍畑駅スタート
軍畑駅にはJR青梅線で7時40分に到着。
10人くらいの方が駅前で出発前の準備をしていました。
大半の方は高水三山へ向かうのでしょうか・・・
私も準備を整えて出発します。
まずは駅の左手にある売店の前を通ります。
すぐに踏切を渡り、道なりに下り坂を進んでいきます。
道なりに進んでいくと交差点に出ます。
通りを左へ進んでいきます。
しばらく上り坂を歩くと高水山入口の分岐点に出ます。
左へ行けば高水山、今回は直進します。(高水三山はいずれ紹介します)
この後もカーブの多い上り坂をぐんぐん上がっていきます。
8時14分 榎峠登山口
標高360m 気温は4℃でした。吐く息が白くなるくらい、ひんやりしています。
ここで念のため熊鈴を装備してから先へ進みます。
これくらいの気温の方が歩いていて暑くなりにくく、低山には良いかもしれないですね。
榎峠から雷電山まで
榎峠登山口からは山道です。
前日の雨でかなり滑りやすくなっていました。
転倒に気をつけて慎重に登っていきます。
坂を登り切るとなだらかな道に出ますが、すぐにまた急な階段があります。
ここの階段は所々荒れているので、ゆっくり上がっていきます。
私の経験上の話ですが、序盤からペースを飛ばしても後半良いことなんか一つもありません。
基本序盤はゆっくり歩き、後半も焦らずマイペースで歩いていくと最後まで疲れにくいです。
これは当たり前なことかもしれません。
ですが、山歩きが嫌いになる人は序盤からハイペースで歩いて後半バテてしまい、もう山なんか行きたくないという気持ちになる人が大半だと思います。
急いで歩く必要なんてないのに先急いでしまう方が多いようにな気がします。
トレランとかファストハイクが流行っているからなのかもしれませんが、私としては山の中をゆっくり歩くほうが、気持ちも清々しくなってリラックスできると思うのですが・・・
話はそれましたが、階段を上がり切るとまたなだらかな道へ出たと持ったらすぐに急な坂道・・・
ここのコースはアップダウンが多いようです。
坂を登り切ると道標があります。
そこを過ぎたら最初のピークへ向かいます。
もしかしたら3番目かもしれません…
坂の途中から木の階段になります。
そのあと木の根が張った道にもなり、変化があって面白い。
ですが、先を急がずゆっくり歩いていく。
最初のピークを通過。
当たり前ですが、下り坂になります。
この先は雷電山です。
階段を下りるとなだらかな道に出ますが、長くはありません。
すぐに上り坂。ここを上がれば雷電山です。
とにかくアップダウンが多いコースだなと感じました。
8時49分 雷電山山頂
階段を登り切ると雷電山への道標がありますが、そこから山頂が見えるのでそのまま進み、すぐ山頂に到着。
山頂はあまり広くありませんが、ベンチが二つあります。
北側でしょうか・・・ベンチの先には少し開けた景色が見えます。
少し気温が上がってきたので小休止。上着を脱ぎ、水分を補給して再スタート。
次は辛垣山(辛垣城跡)を目指します。
この続きは 青梅丘陵を歩く・中編(雷電山~辛垣城跡~名郷峠~枡形山)でお楽しみください。
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