北高尾山稜を歩く・前編(八王子城跡~富士見台)

多摩百山

北高尾山稜

高尾山周辺には主に3つのハイキングコースがあります。

  • 高尾山から陣馬山に抜ける奥高尾縦走路
  • 草戸山から大垂水峠までの南高尾山稜コース
  • 八王子城跡から堂所山に延びる北高尾山稜コース

今回はその中から北高尾縦走路を歩いてきました。

と言っても八王子城跡から堂所山まで歩くと、堂所山から下山するのにとても時間がかかるので、途中の黒ドッケから北へ進み、夕焼け小焼けの里へエスケープするコースを選択しました。

このコースは奥高尾縦走路に比べて圧倒的にハイカーは少なく、静かな山行が楽しめます。

出典:国土地理院ウェブサイト(地理院タイルを加工して作成)

コース概要

歩いたコースは八王子城跡バス停から夕焼け小焼けバス停までの約8km、休憩を含めて4時間30分で計画しました。

堂所山まで行くと、仮に陣馬高原下バス停に向かえば約16km、7時間30分のロングコースになります。

景信山を経由して小仏バス停でも同じくらいかかると思います。

ざっくりな行程:八王子城跡バス停→八王子神社→富士見台→狐塚峠→黒ドッケ→夕焼け小焼けバス停

主な山:八王子城山(446m)、杉沢の頭(547.6m 三等三角点)、黒ドッケ(621m)

八王子城山は前回歩いた時にピークを踏んでいるので、今回はスルーしました。

八王子城跡から八王子神社まで

この日は出発前にJR中央線で人身事故が発生した影響で電車がかなり遅れてしまっていたため、予定より1時間ほど繰り下げてスタートすることになりました。

JR高尾駅北口から八王子城跡行きのバスに乗ります。(所要時間15分程度です)

8時55分 八王子城跡バス停 スタート

バス停に到着し、軽く準備を整えて施設内を通り抜けます。(道路を歩いても良いです)

バス停から施設内を歩く
桜がギリギリ見ごろ 今年は早い

施設内を通り過ぎると登山口に出ます。

そのまま進むとすぐに分岐点あるので左へ折れます。

登山口 ここに鳥居があったらしい
分岐点 左へ行く

鳥居を潜ると階段が続きます。

八王子神社までは階段が多いです。

日差しが強いので暑くなるかなと思いましたが、やはり山の中は涼しくて気持ちが良いです。

9時15分 金子曲輪

しばらく長い階段を上がっていくと少し開けた金子曲輪に出ます。

桜と椿のコラボが見事でした。

金子曲輪の説明
椿と桜

歩いているとやはり体が熱くなってきました。

ここで上着を脱ぎ先を進みます。

徐々に高度を上げていくと、いきなり8合目に到達。

すぐに8合目到達
ヤマブキが咲いていました

8合目を過ぎてすぐに9合目を通過。

9合目の先に見晴らしの良い場所に出ます。

9合目の石柱
眺めよし

9時35分 八王子神社

神社の奥に本丸(八王子城山)に続く道がありますが、時間が遅れていた事もあり、今回はスルーしました。

頂上(?)到着
八王子神社 奥に本丸へ続く道がある

神社からすぐ横にある松木曲輪を通り抜け、富士見台へ向かいます。

松木曲輪 休憩するには良さそう

八王子神社から富士見台まで

八王子神社を後にして富士見台へ向かいます。

公衆トイレ(とても臭い)の前を足早に通り過ぎ、この先から登山道も狭くなります。

一旦下った後はなだらかな道が続きます。

下り坂 道も狭くなる
なだらかな道に出る 細い道なので注意

しばらくすると峠のような場所に出ます。ここから詰城跡に向かって上っていきます。

ここから左へ上がっていく
詰城へ向かう

10時00分 詰城跡

小さなアップダウンを繰り返し、詰城跡に到着。

ここで水分補給のため小休止。半袖でもいいくらいの陽気になってきました。

詰城跡に到着 ここで小休止
天守閣跡と書いてある 八王子城は壮大な広さなのだな

小休止した後は小さな道標を頼りに下っていきます。

この先から道も多少荒れ気味だったので慎重に歩いていきます。

小さな道標通りに進んでいく
荒れてて明瞭さに欠ける 慎重に歩いていく

多少きつい上り坂を上がりピークを越えます。

ゆるやかな下り坂から急な上り坂にでます。

この先が富士見台です。

重大事故が発生したようだ
この坂を上がれば富士見台に出る

10時25分 富士見台

急な上り坂を上がると分岐点に出ました。

左へ行くとすぐに富士見台です。

富士山は確認できませんでした・・・

分岐点を左へ 富士見台はすぐにある
富士見台 5人ほど休憩していました

ここから先ほどの分岐点に戻り狐塚峠へ向かいます。

続きは北高尾山稜を歩く・中編(富士見台~狐塚峠)をご覧ください。

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