高尾・陣馬スタンプハイク 2024

コラム

2024年5月10日 登頂

高尾・陣馬スタンプハイク

「高尾・陣馬スタンプハイク」はスタンプを集めながら、高尾山・陣馬山周辺のハイキングを楽しむ事をコンセプトにした京王電鉄が主催する毎年恒例のイベントです。

1971年(昭和46年)の秋から実施して、春・秋合わせて今回でちょうど100回目を迎えたそうです。
イベント内容は京王線、井の頭線の各駅で配布しているスタンプシートを手に入れたら、高尾山・陣馬山のハイキングコースを巡り、各所にあるスタンプを集めてスタンプシートを応募すると、抽選で素敵な賞品が当たるというものです。(今回の内容はこちらの公式ページに詳しく掲載されています)

今回は節目の100回目ということで、私も参加してみました。

当初は最低ラインの5か所を周ればいいかなと思っていましたが、10か所すべてのスタンプを集めるとカールツァイスのロゴ入りボールペンがもらえるという、限定品に弱い私の心に火がつきコンプリートすることにしました。

残りの5か所をどう周回するか

前回、奥高尾縦走路を歩いて5か所のスタンプを押しているので、残りの5か所をできるだけ効率よく回るにはどうしたらよいかと考えてみました。

まず今回のスタンプハイク10か所のスタンプ場所を確認しておくと

  1. 高尾駅または高尾山口駅
  2. 清滝駅(ケーブルカー)
  3. 高尾山駅(ケーブルカー)または山上駅(リフト)
  4. 高尾山薬王院
  5. ビジターセンター
  6. 高尾山温泉・極楽湯
  7. びわ滝
  8. 小仏城山
  9. 景信山
  10. 陣馬山

であり、すでに押してあるのは1、2、8、9、10の5か所。

残りの3、4、5、6、7を押して回らなければなりません。

そこで地図を見て考えたコースがこちら↓

清滝駅から6号路→びわ滝(7番)→1号路連絡路→1号路→薬王院(4番)→ビジターセンター(5番)→4号路・2号路→高尾山駅(3番)→(ケーブルカーに乗る)→極楽湯(6番)→599ミュージアム(ボールペンをも貰って終了)

出典:国土地理院ウェブサイト(地理院タイルを加工して作成) ※トレースをちょっと間違えました

今回は山歩きが目的ではないとはいえ、ただ押して回るだけでは面白くないので、歩いたことがない道を通ってみたり久しぶりにケーブルカーに乗ってみたりと少し楽しめそうなコースにしました。

びわ滝から6号路をそのまま進んだほうが早かったかもしれませんが、前日にまとまった雨が降ったので沢登りがちょっと嫌だなと思い、今回は敬遠しました。

それから後々気づきましたが、極楽湯のスタンプを先に押しておけば599ミュージアムまでの移動が楽だったかもしれません。

清滝駅からビジターセンター(高尾山山頂)まで

まずは清滝駅の脇を進みケーブルカーに沿ってしばらく舗装路を歩いていきます。

ケーブルカーはどんどん高度を上げていきますが道は緩やかな坂です。

10分かからないくらいで6号路の入口に到着。

ケーブルカーの脇を進む
6号路入口

ここから左斜に山道を入っていきます。

左方の道を進む
高尾はシャガの群生地です

天気は良いので暑くなるかなと思いましたが、木陰の中を歩いているので涼しくてとても快適です。

15分ほど上っていくと分岐点に到着、右に進むとすぐにびわ滝です。

びわ滝への分岐点
ミヤマヨメナ?
びわ滝周辺
びわ滝 立入禁止で近くまで行くことは出来ない

スタンプ場所には必ず幟が立っているのですぐに分かりました。

6個目を押して次は薬王院です。

ここで6号路とはお別れです。

スタンプ場の裏手の階段が1号路までの連絡路になっているのでここを上がっていきます。

1号路までの道は高尾山らしくない、岩場のような荒れた道、しかも案外急登。

初めて歩きましたが、こんなコースもあるのかと感心しながら上っていきます。

30分ほどで1号路に出ました。

また舗装路を歩いていきます。

流石にメインストリートだけあって人が多いです。

特にこの日は学校の遠足かなにかで大勢の子どもたちが歩いていました。

階段を上がると1号路
遠足の団体に混ざる

遠足集団を先に行かせながら進んでいくと10分ほどで浄心門に到着。

今回は山歩きというより散歩している気分でした。

境内の中を15分ほど歩いて薬王院の山門へ。

スタンプを探します。

山門をくぐり、スタンプはどこにあるのかなと思っていた矢先に発見。

7個目を押してさっさと先へ進みます。

売店?にありました
7個目をゲット サンコウチョウでした

次は高尾山山頂のビジターセンターです。

境内の中なのでこの先はしばらく石段の連続です。

本社の脇を進み、さらに石段を上がっていくと境内の外に出ます。

いつもは下りでしか使っていないので、上るのは本当に久しぶりでした。

1号路に合流すればあと15分ほどで山頂に到着します。

ここから山頂まではいつも混雑しているイメージがあります。

例えるなら原宿の竹下通りかな。

そうなると奥高尾が裏原宿って感じか?

今日は閑散としている
また小学生の集団と合流

11時ころ高尾山山頂に到着。

ビジターセンターで8個目のスタンプを手に入れました。

残すはあと高尾山駅と極楽湯の2か所。

山頂に到着
早速スタンプを

せっかく山頂まで来たので少し休んでから出発することにしました。

コーラを飲んで一服です。

高尾山山頂から極楽湯まで

ちょうど折り返し地点、下山していきます。

高尾山駅までは4号路と2号路を進むことにしました。

そっちのほうが人が少なさそうだと思ったからです。

公衆トイレまで戻り4号路に入ります。

4号路も整備が入っていました。

道が狭い所が多いので安全上必要ですね。

4号路は好きなコースの一つです。

人が少なくて静かな所が気に入っています。

25分ほどで吊り橋に来ました。

吊り橋の途中で立ち止まって写真を撮っている人がいましたが、危険だし他の人の迷惑になるので止めていただきたいです。

吊り橋を渡り2号路へ入ります。

下って上ると1号路に合流します。

山頂から50分ほどで高尾山駅に着きました。

スタンプは天狗焼きのお店の脇にあります。

スタンプを押したらケーブルカーに乗って一気に麓まで下ります。

今回は山歩きというより観光気分で来ています。

12時15分のケーブルカーに乗り清滝駅へ。

ケーブルカーを使うとあっという間に戻れますね。

どうでもいい話ですが、このとき天狗焼きを買うのを忘れていました。

ケーブルカーを降りて少し休憩。

残すは最後の極楽湯です。

極楽湯に向かっている間、おそばが食べたくなりましたが諸事情により我慢です。

高尾そばといえば高橋家さん
あと栄茶屋もいいですね

そんなことを考えていたら極楽湯に到着。

温泉に入らないとスタンプ押せないのかと思っていましたら、建物の外にスタンプ所がありました。

これで10個目のスタンプを押してコンプリート。

スタンプは入口にありました
スタンプコンプリート

このスタンプシートを599ミュージアムで提示すればツァイスのボールペンが手に入ります。

先着500名様なので、はたして貰えるのでしょうか…もしかしたら終了しているかもしれません。

とにかく599ミュージアムへ行ってみます。

極楽湯から599ミュージアムへ

極楽湯から599ミュージアムへの道は少しちょこまかしています。

まずは高尾山口駅に出てそこから高尾山の方に向かっていきます。

左手に老舗の酒まんじゅう屋さんがありますが、そこの架かっている橋(とろろ橋)を渡ります。

渡ってそのまま進んでいき、突き当りを右左と縫っていきますとそれらしい建物が見えてきます。

建物を左に回っていくと599ミュージアムの玄関前に到着です。

鳥菊商店の脇を入る
599ミュージアムの建物 左に回っていく

中に入り左へ進んでいくと案内所があり、そこで受付けていました。

無事にツァイスのボールペンをゲット。

玄関入った左側で受付けています
青木はボールペンを手に入れた

あとはスタンプシートを投函すれば応募完了です。

偶然ですが、高尾山口駅のスタンプ場に投函箱を発見しました。

その場でもれなく応募内容を記入してこの箱に投函しました。(ボールペンも設置されています)

切手代が節約できて良かったです。

ちなみに投函箱は高尾駅にもあるようです。

1日で10個のスタンプを押せるコースを考えてみる

スタンプハイク、やってみたら案外面白かったので、次回もまた挑戦したいと思います。

最後にスタンプ10個を1日で押して回るルートを考えてみました。

健脚者ではないと大変かもしれませんが、出来ないことはないと思います。

①高尾駅→⑩陣馬高原下→底沢峠→⑨景信山→⑧小仏城山→⑤ビジターセンター→④薬王院→③高尾山駅→⑦びわ滝→②清滝駅→⑥極楽湯

陣馬高原下から陣馬山へは向かわず、底沢峠へ上っていくのがポイントです。

陣馬山山頂にはスタンプは設置されていないので、直接底沢峠へ向かえばショートカットできて時間も節約できます。

仮に地図のコースタイム通りに歩いたとしてですが、陣馬高原下を8時にスタートし、ほぼ休憩無しでこのコースを歩いたとしたら、15時過ぎには極楽湯に到着できます。

ボールペンももらいたい場合は599ミュージアムは17時まで開いているようなので、1時間くらい休憩を取っても十分間に合います。

ボールペンは要らないという方は逆回りでも可能だと思います。

スタンプ5個でも応募可能なので、気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ではまた

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