横沢丘陵を歩く・前編(武蔵増戸駅~横沢入~日の出団地)

多摩百山

里山を覆う静かな丘陵をのんびりハイキング

東京都あきる野市に横沢入(よこさわいり)という里山があります。

横沢入

一時は荒廃していたそうですが、東京都が最初の里山保全地域として指定してから、今も保全活動が進められ、素敵な里山に戻っています。

この横沢入をぐるっと囲うように構える標高300mほどの横沢丘陵をのんびり歩いてきました。

コース概要

JR五日市線、武蔵増戸駅から歩いて30分ほどにある横沢入から横沢丘陵の東尾根から北尾根を歩き、途中で南に折れ、天竺山、三内神社を経由して武蔵五日市駅までを巡るコースです。

全長5.2キロ、標準コースタイムは2時間45分。タイムは短めですが、アップダウンが多く山歩きを十分楽しめます。

行程:武蔵増戸駅→横沢入→日の出団地→唐松山→三内分岐→天竺山→三内神社→武蔵五日市駅

主な山:唐松山(307.6m 三等三角点)、天竺山(310m)

スタートとゴールが駅なので、アプローチは良好。道は整備されていますが、斜面は滑りやすく、一部道が不明瞭な箇所もあるので、滑落や道迷いには注意してほしいです。グローブ、地図またはスマホのアプリはあった方が良いと思います(登山やハイキングでは当たり前のことではありますが、持ってこない人が意外に多くいるように感じます)。

出典:国土地理院ウェブサイト(地理院タイルを加工して作成)

 

武蔵増戸から横沢入まで

8時48分 武蔵増戸駅スタート 駅から右へ進みます。

武蔵増戸駅 道標の「横沢入」を目指す
道標の通り、駅から右方向へ進む

 

突当りを右に曲がり踏切を渡ったら交差点を左に曲がります。

1.突当りを右へ曲がり
2.踏切を渡る
3.踏切渡って森の下交差点を左へ曲がる
大勝軒の看板が目印(食べてみたい…)

 

左に曲がったら線路沿いをひたすら歩きます。

線路沿いを歩く
途中で戸倉周辺の山々が見えます

 

3つ目の踏切を通過し、龍性寺の看板を過ぎると道標があるのでそこを右に曲がります。

道標のある丁字路を右に曲がる
横沢入まで250m

 

9時13分 横沢入に到着

途中これから歩く横沢丘陵が見えてきます
横沢入の入口 休憩所と駐車場があります

 

朝食を食べていなかったので、ここで食事休憩。

休憩所 奥には更衣室があります
ここがコース最後のトイレ

 

横沢入から日の出団地まで

お腹も満たされたので、再スタート。中に入ります。

といっても奥までは行かず、すぐに右へ行く道があるので、曲がって進んでいきます。

横沢入の中へ すぐに右に行く道があります
マムシには会いたくない…

右に曲り東尾根の入口に向かう

 

右の方へ道なりに進んでいくと道標がある分岐点に出ます。

小さな木橋を渡ってここから東尾根へ上がっていきます。

道なりに右の方へ進んでいく
分岐点 小さな橋を渡って東尾根へ

 

いきなり急登です…しかも滑りやすい。距離は短いけれど、ゆっくり一歩一歩慎重に登っていきます。

開幕早々の急登 トラロープ有り
落ち葉が多く、地面も滑りやすい地質なので注意

 

急な坂を登り切るとなだらかな尾根道へ、まだ東尾根ではないみたいです…少しづつ高度を上げていきます。

サルノコシカケ?
細い道もあります 滑り落ちないように・・・

 

分岐点に出ました。どうやらここが東尾根のようです。日の出団地方面に進みます。

分岐点 東尾根に出ました
東尾根のようす

 

一度下ってまた上ると分岐点に出ました。日の出団地はすぐのようです。

尾根から奥多摩方向の眺め 大岳山や馬頭刈山が見える
坂を上がったところの分岐点 日の出団地は近い

 

9時47分 日の出団地

スタートしてからちょうど1時間。下界の街並を眺めながら歩きます。

日の出団地
このように団地の横を歩いていく
下界の街並み 花粉がたくさん飛んでいそう…

ここから先は横沢丘陵を歩く・中編に続きます。

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